原菜乃華の声優がうまい理由３つを紹介！新海監督も認めた才能とは？

2023年2月24日

アニメーション映画『すずめの戸締まり』で岩戸鈴芽（いわとすずめ）役を担当された原菜乃華(はら　なのか)さんが話題となっています。

原菜乃華さんは新海誠監督のオーディションで、1700人を超える中から主人公・岩戸鈴役に選ばれたそうです。

なんと原菜乃華さんは声優初挑戦でしたが、存在感ある表現力で「うまい」と話題に！

今回は、声優として称賛された原菜乃華さんの「うまい」理由を３つご紹介。

そして、新海誠監督が、原菜乃華さんから見出した才能についてもご紹介いたします。

原菜乃華の声優がうまい理由３つを紹介！

まずは、原菜乃華さんのすばらしい表現力をみてみましょう！

原菜乃華さんは本来女優が本業ですが、声優感もすばらしですね。

女優と違って、声優は、声だけで全てを表現しなくてはいけないということがあります。

原菜乃華さん

それを原菜乃華さんはやり遂げた感がありますよね。

声優業界では声優が上手いといわれる理由が３つあると言われています。

それは、

1 演技をするのが好きな人
2 コミュニケーションをとるのが上手な人
3 意志が強い人

引用：声優業界情報室

では、原菜乃華さんに当てはまるのかそれぞれ見ていきましょう！

演技をするのが好きな人

日本トップクラスの声優・田中真弓さんが、インタビューで声優について答えていました。

田中真弓さん

田中真弓さんは『ONE PIECE』のルフィ役や『ドラゴンボール』のクリリン役などの声優として知られていますよね。

田中真弓さんは今でも舞台に立ち、俳優として声優として活躍されています。

声優は、俳優の中の仕事のひとつと捉える。俳優という職業と全く別個に声優という職業があると思っている人が多いので、声優は俳優で、たまたま声だけがもってかれたという形が本来は望ましいですね。

引用：MAG２NEWS

つまり、声優は声ひとつに非常に多くの情報を乗せる必要があります。

そのことから、演技をするのが好きな人でなければ声優の仕事をこなすことは難しいという事になるのだとか。

原菜乃華さんは、子役から現在に至るまで多くの役を演じて来た女優さんです。

子役時代の原菜乃華さん

これは、好きでなければ続きませんよね。

という事は、原菜乃華さんは女優業が好きといって過言ではありません。

そういえば、女優さんが声優をされているのをみますもんね。

声優も俳優も本質的には同じという事なのでしょうか。

有名どころでは、長澤まさみさんや瀧本美織さんなどが声優を務めてた事がありました。

コミニュケーションをとるのが好きな人

声優の仕事の現場では、周囲の監督やスタッフ、自分以外の出演者などたくさんの人と協力して一つの作品を作り上げていく作業になります。

監督やスタッフとのコミュニケーションや、共演者の人たちとのコミュニケーションも演技をする上でとても重要になります。

そんなコミュケーションを原菜乃華さんは重要だとわかっている発言がありました。

「不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています」と、喜びの気持ちと抱負を語っている。

引用：ORICON NEWS

作品を作り上げるのは一人ではできないって事は、

女優として活動されている原菜乃華さんにとっては、ごく自然な考え方なんでしょうね。

意思が強い人

声優を目指し始めた頃は強い意志を持っていたとしても、経験を積みながら年を重ねていくうちにだんだんとその意思が弱くなっていってしまう声優は非常に多いそうです。

原菜乃華さんも、「新海誠監督の作品」というプレッシャーがあった事はまちがいありませんが、見事に最後まで作品を作り上げていましたよね。

その心境は、「ヒロイン決定の舞台裏」の動画でも感じる事ができます。

声優・原菜乃華を新海監督が認めた才能はなに？

新海誠監督は、原菜乃華さんのあるところに才能を見出したそうです。

新海誠監督

その才能とは、

感情と声の距離が、誰よりも近い

事だそうです。

すずめの声を自ら探し出した新海監督は「感情と声の距離が、誰よりも近い。それが原菜乃華さんの稀有な才能だと思います。分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません」と、期待を寄せている。

引用：ORICON NEWS

”感情と声の距離が誰よりも近い”って新海誠監督のイメージに近かったという事なのでしょうね。